大阪府森林組合のSDGs宣言
私たち、大阪府森林組合では、以下のような事業・取組を通じて、SDGsの達成を目指しています。
森林整備を通じた自然資源の保全
地域の森林整備を通じて、国土保全、水源涵養、土砂災害防止、温室効果ガス吸収、レクリエーション機能など、森林が持つ公益的機能を発揮し、住環境の安全および豊かな暮らしを支えます。
森林認証の取得および認証材の普及・啓発
木材が、持続可能に管理された森林から伐採されたものであることを証明する仕組みである森林認証を取得し、認証材の生産・流通を進め、消費者の安心・信頼に応える木材の供給を行います。認証取得にあたっては、森林の生態系に配慮することも求められ、山から川・海へとつながる多様な動植物の保全に貢献します(2017年にSGEC FM・Coc認証を取得)。
大阪府森林組合では、組合が立案した森林経営計画団地のすべてを国際認証森林としての認証を受けています。その持続可能な管理を行っている森林から生産された大阪府内産木材を消費者にお届けしています。
バイオマス発電による脱炭素社会の実現
化石燃料由来のエネルギー利用の減少に向け、開発伐採材や低級材などをチップ化し、バイオマス発電にて無駄なくエネルギーとして利用することで、地球温暖化対策の推進に貢献します。
森林レクリエーション
森林観光施設の運営を通じて、都市住民が森林に気軽に触れることができ、癒しや憩いを感じられる場を提供します。
森林教育
大阪府内の市町村において小学生を対象とした森林ESDを実施するなど、森林教育を推進します。また森林ボランティア育成のための講座の開催を通じて、森林や作業に関する学びの機会を創出します。
大阪府森林組合では森林環境譲与税を活用した森林ESD事業を実施しています。間伐体験など森林に入って学ぶ体験型と、オンライン講座を含む講義を中心とした出前型を選択することができるなど、受け入れ側との協議に於いて様々な形態での「森林の学びの機会創出」について、柔軟に対応しています。
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます(外務省サイトより)。
SDGsに関連した上記の事業および取り組みについて、お問い合わせや事業連携等のご提案などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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