組合の理念
「山を守り、森を育てる」私たちは、林業の振興を通じて、大阪の山を守り、再生可能な資源を生み出す環境を第一に、安心・安全な暮らしを支え、地域社会に貢献します。
組合長のことば
大阪府森林組合は、全国初の一都道府県一組合として発足して以来、早いものでもう20年以上が経ちます。その間、森林組合は森林所有者の協働組織として、林業活動や森林管理を担ってきました。森林の土砂災害を抑制することで府民の生命財産を守るだけでなく、森林整備をとおして温暖化防止や生物多様性の保全に貢献してきた歴史でもあります。
大阪府の森林の多くは森林組合の組合員が所有しています。山では四季折々に花や実を見ることができ、鳥のさえずりを耳にします。山は府民の方々の憩いの場となっていることを組合員は理解しています。その上で、伐採の現場に立ち入らないことなど、山に入る時には危険を避けてほしいと願っています。
山では森林組合の職員だけでなくボランティアの方も活動しています。本当は心優しい人ばかりですが、ヘルメットをかぶっている人を見かけたら、避けてください。
今後も組合員の皆様や府民の方々の温かいご支援をいただきながら、役職員一同、森林整備に努めますので、ご高配を賜りますように、お願い申し上げます。
組合の概要
大阪府森林組合は府内の16森林組合が合併し、平成13年10月19日に発足しました。本店と、豊能支店(能勢町)、三島支店(高槻市)、南河内支店(河内長野市)、泉州支店(和泉市)という4つの支店、木材総合センター(千早赤阪村)から構成しています。支店では各地域の森林など、それぞれの特徴を生かし、さまざまな事業を展開しています。
(令和6年5月現在)
- 名称
- 大阪府森林組合
- 本店所在地
- 大阪府高槻市大字原1052番地の1
- 代表者
- 代表理事組合長 栗本 修滋
- 設立年月日
- 平成13年10月19日
- 出資金
- 198,977千円
- 組合員数
- 6,974人(准組合員含む)
- 職員数
- 50名(嘱託職員含む)
- 取扱業務
- 森林造成、森林土木、森林リサイクル、建築、造園、素材生産、木質ペレット・薪販売、木材加工・販売、木材・林産品販売、測量事業、森林観光事業
- 許認可
- 建設業許可(土木・建築)大阪府知事許可(特-3)第117659号
建設業許可(造園・とび土工)大阪府知事許可(般-3)第117659号
測量業者登録 登録(5)-27858号
二級建築士事務所登録 大阪府知事登録(い)第9203号
産業廃棄物処理業許可 許可番号10620098418
産業廃棄物収集運搬業許可 大阪府(02700098418)、高槻市(10610098418)、
兵庫県(02803098418)、京都府(02600098418) - 支店
- 豊能支店、三島支店、南河内支店、泉州支店、木材総合センター
大阪しんりんくみあい通信
当組合の機関誌「大阪しんりんくみあい通信」のダウンロードページを設けました。PDF形式となっておりますので、任意の閲覧ソフトでご覧いただけます。
沿革
- 平成10年5月13日
- 大阪府森林組合連合会の総会・理事会において、平成13年度までに府内の16森林組合を1つに合併を目指す決議
- 平成13年4月1日
- 大阪府森林組合合併準備室を開設
- 7月11日
- 林業基本法が森林・林業基本法として改正
- 7月9日
- 府内16組合が合併予備契約書の締結と調印
- 7月26日
- 府内16組合が各々の総会において合併を決議(南河内森林組合は7月25日)
- 10月2日
- 大阪府知事に合併認可申請書を提出
- 10月10日
- 大阪府知事より合併認可が交付
- 平成14年2月1日
- 大阪府森林組合連合会の権利義務の府の承継認可を受け、新組合が包括承継
- 8月13日
- 森林リサイクル事業の中核施設として、森林資源加工センターが竣工。木材のチップ化とペレット生産を行う加工場が稼働
- 11月12日
- 宮崎県南那珂森林組合と友好組合協定調印。以後、情報交換や職員交流を実施
- 平成15年3月27日
- 高槻市原地区に高槻森林市民交流センター竣工。同年4月1日に三島支店を移転
- 6月1日
- 建築事業部を開設。直営による建築事業に着手
- 11月28日
- 大阪府より中核組合の認定
- 平成17年6月1日
- 高槻市域での森林の地籍調査事業を開始
- 7月26日
- 緑化推進運動功労者内閣総理大臣賞を受賞
- 9月22日
- 森林リサイクル事業の南大阪の拠点として南河内樹木リサイクルセンター竣工
- 平成18年4月1日
- 大阪府営枚岡公園、大阪府立総合青少年野外活動センター、河内長野市立林業総合センター、宮ノ下駐車場の4施設の指定管理者を受託し管理業務を開始
- 10月19日
- 豊能支店を能勢事業所に移転
- 平成20年8月1日
- 第7回通常総代会で、大阪府に森林環境税の導入を求める要望活動の実施について特別決議し、同年12月8日に約18,264名の署名を大阪府知事に提出
- 12月21日
- 大阪府農林会館の取壊しのため、本店を大阪市中央区南本町に移転
- 平成22年3月15日
- 泉州支店を和泉市平井町に移転
- 4月1日
- カシノナガキクイムシによるナラ枯れ被害が拡大し、防除事業の取扱いを開始
- 平成23年4月1日
- 共同事業体での指定管理者として「大阪府民の森」の管理を開始
- 4月23日
- 石炭コークスの代替として期待されるバイオコークス加工プラントが竣工
- 10月11日
- 北海道下川町森林組合と友好組合協定調印
- 平成24年4月1日
- 森林経営計画制度と森林環境保全直接支援事業がスタートし、和泉市父鬼地区の計画認定
- 8月3日
- 第11回通常総代会を開催し、合併後初となる赤字決算を報告
- 12月12日
- 環境省地球温暖化防止活動環境大臣賞を受賞
- 12月21日
- 「天然水の森 おおさか島本」協定が締結され30年間の森林整備に着手
- 平成25年3月26日
- 本店を大阪市中央区南本町から三島支店内に移転
- 4月1日
- 提案型集約化施業推進のため「認定森林施業プランナー」を各支店に配置
- 平成28年4月1日
- 大阪府森林環境税による「持続的な森づくり推進事業」などの取組みを開始
- 6月1日
- 全国初の社会安全学部を開設した関西大学と教育研究連携協定を締結
- 平成29年10月22日
- 台風21号が近畿地方に襲来し、南河内地域を中心に林業施設に被害が多発
- 平成30年8月1日
- 持続可能な森林林業を進めるため、当組合が立案する森林経営計画地を対象にSGEC国際認証(FM・CoC)を取得
- 平成30年9月4日
- 台風21号が近畿地方に襲来し、府内700ha超の人工林に風倒木被害が発生。災害復旧に着手
- 平成31年4月1日
- 森林経営管理法と、森林環境税・森林環境譲与税が施行
- 平成31年4月1日
- 組合100%出資子会社として株式会社組合立森林研究所を設立し、建設コンサルタント業務の取扱いを開始
- 令和2年7月14日
- 「大阪府協同組合・非営利協同セクター連絡協議会(通称:OCoNoMiおおさか)」が設立
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